前回の5月27日の更新からずいぶんと長い間、表紙の更新をしていませんでしたが、久しぶりの更新です。
長池公園での最初の記録は、2006年10月26日。ミヤマサナエの死骸が長池公園の姿池で発見されました。2007年には確認の記録がないので、偶然飛来したものだと思っていましたが、2008年の9月の最初にミヤマサナエのオスが姿池で撮影したという情報をもらい、自分でも撮影したいと思い、3回目の捜索でやっと見つけることができました。このときは、少なくとも2匹が同時に池のほとりにやって来たので、どうやら姿池から流れ落ちる水路に定着しているようです。
オナガサナエと同じように腹部の先端がしゃもじのように広がっているのが特徴ですが、ミヤマサナエでは、この広がった部分に黄色の斑があることや、オナガサナエでは腹部が踏み切りの遮断棒のように黒地に黄色い帯がはいっていますが、ミヤマサナエでは黄色い模様は帯状にはなっていないので、ちょっと気をつけて観察すればすぐに違いはわかります。
シグマ105mmマクロ+PENTAX *istD
2008年9月13日 八王子市長池公園