ビンズイは今まで長池公園で撮影したことがなかったのですが、この秋に展望台の付近で姿を見つけたので撮影を試み、なんとか撮影することができました。地味な色合いをしていますが、セキレイの仲間です。尻尾を上下に振る動作を見るとセキレイの仲間だということが納得できます。セキレイの仲間は水辺で見られる種類が多いのですが、ビンズイは木のあるところを好みます。秋になると平地に降りて来る漂鳥です。
ビンズイとよく似たセキレイの仲間のタヒバリも長池公園の姿池のまわりで見ることができます。野鳥の図鑑を見るとタヒバリの仲間は良く似た種類がいくつか載っていますが、八王子近辺で普通見られるのは、このビンズイとタヒバリの2種類です。ビンズイはオリーブ色がかっていて、写真のように木の枝によく止まります。また、鳴き声はビンズイが「ジューイッ」というやや濁った感じなのに対して、タヒバリは「チィーッ」という感じです。
ペンタックス A*600mm F5.6
2002年11月9日 八王子市長池公園